2021年の主なニュースをおさらい
コロナ禍の発生からおよそ2年。その名を見聞きしない日はなかったといっても過言ではありません。
しかし一進一退を繰り返しつつ、いまだ予断を許さないながらもwithコロナのステージへ向けて、徐々に明るい展望も見え始めています。
コロナとともにあった2021年ですが嬉しさや誇らしさ、そして感動を呼ぶニュースにも溢れていました。
そんなトピックの主なものを振り返り、あわせて弊社の取り組みへの思いもご紹介いたします。
新年~春:新型コロナウイルスへの警戒感が高まる中、2年ぶりに春の選抜高校野球大会が開催
1月には2度目の緊急事態宣言が発令された一方、初めて「大学入学共通テスト」が実施されました。「センター試験」に代わる制度として導入され、知識量よりも思考力を重視する設題へとシフトしたのが特徴です。
2月には新型コロナワクチンの導入が開始され、まずは医療従事者4万人を対象に先行接種が行われました。自衛隊を動員した大規模接種や企業による職域接種の効果もあり、秋には国民の70%以上がワクチン接種を完了しています。
3月には2年ぶりに春の選抜高校野球大会が開催され、久方ぶりに球児たちのプレーする姿が全国に放送されました。
しかし4月には3度目となる緊急事態宣言が出され、コロナ禍への警戒感は一層高まりをみせました。
夏:1年の延期を経て開催された東京オリンピックで、史上最多の金メダル数・総合メダル数を獲得
7月には東京オリンピックが1年の延期を経て開催。
日本はこれまでで最も多い27個の金メダルを獲得し、銀14・銅17を合わせた58個という数も史上最多の記録となりました。
8月には同じく東京パラリンピックが開催。原則無観客でしたが選手たちの姿は大きな感動を呼び、日本選手団は史上2番目に多い金13・銀15・銅23、計51個のメダルをもたらしています。
しかし期間中にもコロナウイルス変異株の「デルタ株」が猛威を振るい、予断を許さない状況が続きました。
秋:6か月ぶりに緊急事態宣言・まん延防止等重点措置が解除。真鍋叔郎さんがノーベル物理学賞を受賞
企業をはじめ各所でDX(デジタルトランスフォーメーション)が推進される中、9月には「デジタル庁」が発足。
また、菅義偉首相に代わって岸田文雄自民党総裁が誕生し、翌月の臨時国会で新首相の指名を受けました。
そして9月末をもって19都道府県に発令されていた緊急事態宣言、8県へのまん延防止等重点措置が解除。全国でそうした宣言・措置が一切ない状態は、実に6か月ぶりのことでした。
10月には米・プリンストン大学の地球科学者、真鍋叔郎(しゅくろう)上席研究員がノーベル物理学賞を受賞。
地球温暖化の科学的予測に関する研究が評価を受けたものです。
冬:藤井聡太棋士が四冠達成、大谷翔平選手がア・リーグのMVPに。そして “金”が4回目の「今年の漢字」に
11月には将棋棋士の藤井聡太三冠が新竜王を獲得。
19歳3か月での王位・叡王・棋聖・竜王の四冠達成は史上最年少の快挙。
また、大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手がア・リーグのMVP(最優秀選手)に選ばれました。
日本人としてはイチロー選手に次ぐ2人目で、20年ぶりの栄誉でした。
しかし同月、コロナウイルスの変異株である「オミクロン株」が世界的に流行。
外国人の新規入国の原則禁止といった強い措置を余儀なくされたのは記憶に新しいことです。
12月には恒例の「今年の漢字」が京都・清水寺で発表されました。
その一字は「金」。
この字が選ばれるのは2000・2012・2016年に続いて4回目のことで、オリンピックでの「金メダル」や文化・スポーツ面などで打ち立てた数々の「金字塔」にあやかってのことです。
“金”という文字が象徴する、輝かしい明日への願いが込められたといえるでしょう。
人と人の絆を見直すお手伝いは、弊社だからこそできること。“金”に輝く未来へ、皆さまとともに。
長きにわたるコロナ禍は、密を避けることや外出自粛、リモートワークの推奨など人と人との距離感にも変化をもたらしました。
離れて暮らす家族や、近しい友人たちとすら心おきなく会うことができない日々。
あらためて社会における人間同士のつながりの大切さを痛感しています。
弊社では、9月に「OCL(オクル)」というDM(ダイレクトメール)制作サービスを新たにリリースしました。
あらゆるメディアが発達したこの時代に、あえて紙のDMを選んだのはまさしく“絆”に関わることです。
紙というリアルの媒体で、「今さらではなく、今だからこそ」思いを言葉にのせて伝えること。
そして今こそ、人と人との絆の力を見直すこと。
そんなお手伝いができることを願い、“金”に輝くよりよい未来へ向けて着実に歩んでまいります。