第6回マーケティングWeek【大阪】2025出展レポート

株式会社KDCは、2025年9月24日(水)〜26日(金)にインテックス大阪で開催された「第6回マーケティングWeek【大阪】2025」に出展いたしました。3日間で多くの来場者が集まり、販促や集客施策における課題を抱える企業のご担当者様と直接お話しする貴重な機会となりました。
本記事では、来場者から伺ったリアルな課題感と、それに対して当社がご提案した解決策についてご紹介します。

来場者の課題感と背景

今回のマーケティング Week 【大阪】では、販促や集客に関わる担当者の多くが、既にポスティングやDMを実施しているにもかかわらず「成果が見えにくい」「コストに見合わない」といった課題を抱えていることが浮き彫りになりました。
ポスティングを実施しているが効果に課題
「単価が高いと感じている」
「戸建てのみなど、ターゲットを絞り込みたい」
「小ロットで実施しているが効果が見えにくい」
「空き時間に自分たちでチラシを撒いていて負担になっている」
DMへの関心と課題
「現在DMを送付しているが、もっと効果を出したい」
「既存顧客に対して何か施策を打ちたいと考えている」
これらの声から見えてきたのは、「配布手法そのものではなく、いかにターゲットを絞り込み、届けたい人に確実に情報を届けるか」が最大の関心事であるという点です。
つまり、来場者の多くが「ただ配る」から「成果を生む配布」への転換を模索しており、従来の手法に代わる効果的で無駄のないアプローチを求めていました。
このような課題に対し、当社では新規顧客の獲得を支援する「Post0(ポスゼロ)」と、既存顧客へのアプローチを最適化する「OCL HIBIKU(オクル ひびく)」の2つのサービスを提案しました。
販促施策の課題を解決するサービス
新規顧客獲得に対してはPost0、既存顧客へのアプローチに対してはOCL HIBIKUをご提案させていただきました。
Post0(ポスゼロ)

Post0は、国勢調査データを活用して、エリアや属性に基づいたターゲットの絞り込みができるシステムです。
ポスティングや新聞折込を行う際、以下のような条件で配布対象を細かく設定できるため、これまで感覚的に行われていた配布をデータドリブンに最適化できます。
ターゲット設定項目(一部抜粋)
・年齢:0~74歳
・年収:300万~1500万円
・住居の所有形態:持ち家 or 借家
など
この機能により、「主に戸建てに対して配布したい」「高所得層を狙いたい」「商圏を限定して配布したい」といった要望に柔軟に対応できます。
全国エリアでの配布に対応しており、配布エリアカバー率は70%以上。チラシポスティング業界でもトップクラスのカバー率を誇ります。
これまで“とにかくたくさん撒く”になりがちだったポスティングを、「狙って届ける施策」へ進化させるのがPost0の強みです。
料金や導入の詳細はこちら
OCL HIBIKU(オクル ひびく)

OCL HIBIKUは、お客様ごとに内容を最適化できるパーソナライズDMを、低コストで実施できるサービスです。
通常、パーソナライズDMは個別印字やレイアウト開発のために高額な初期費用がかかりますが、OCL HIBIKUでは弊社が用意したテンプレート(レイアウトパターン)を利用することで、初期開発費用を大幅に削減。
印刷費と郵送費のみで、顧客ごとに内容を変えたDMを手軽に制作・発送できます。
サービスの特徴
- 弊社が用意したレイアウトからパターンを選ぶだけで制作可
- 用意するのは規定サイズの画像と送付先リストのみ
- 一通ごとに内容を変えられるため、セグメント別訴求が可能

「既存顧客に改めてアプローチしたい」「キャンペーンごとに訴求内容を変えたい」といったニーズに対して、“心(Heart)に響く内容で気づき(Insight)を与え、価値(Benefit)を訴求、印象(Impact)を残し(Kick)て行動へ導く(User action)DM” を実現するのがOCL HIBIKUです。
料金、そのほか詳細については、下記お問い合わせフォームから、「OCL HIBIKU資料請求」とお問い合わせください。
パーソナライズDMの仕組みを詳しく知りたい方はこちら
このように、Post0とOCL HIBIKUは「新規顧客の獲得」と「既存顧客のリテンション」という異なる課題をそれぞれ解決する、効果と効率を両立する販促ソリューションとして注目を集めました。
まとめ

今回のマーケティングウィーク大阪展を通じて明確になったのは、従来型のポスティングや一律DMに対する限界意識でした。
「費用はかけているのに反応が少ない」「成果を測りにくい」という声が多く聞かれ、来場者の多くが“次の一手”を模索している様子が印象的でした。
その中で、Post0 と OCL HIBIKU は、いずれも「効果を高めたい」「無駄を減らしたい」という来場者の思いにしっかりと応えるソリューションとして評価されました。
Post0 は、国勢調査データを活用してターゲットを細かく絞り込み、新規顧客の獲得を効率化するツールとして関心を集めました。これまで感覚的だった配布施策をデータドリブンに変え、成果につながる配布を実現します。
OCL HIBIKU は、テンプレートを活用することで初期コストを抑えつつ、顧客一人ひとりに合わせた訴求を可能にするDMとして高い反響を得ました。既存顧客との関係を深めたい企業にとって、有効な打ち手となるサービスです。
展示会での対話を通して感じたのは、「配布=作業」から「配布=戦略」へと視点を変えたいという企業の意識の高まりです。
Post0とOCL HIBIKUは、その変化の中心にある「費用対効果の最大化」「的確なターゲティング」「効率的な運用」を支える手段として、今後さらに求められていくと確信しています。
今後も株式会社KDCは、こうした課題を抱える企業の皆さまに対し、“成果につながる販促施策”の実現を支援してまいります。