Canva(キャンバ)で画像サイズを変更したいけれど、どうすれば良いのかわからないと悩んでいる方はいませんか?
本記事では、Canvaを用いて画像サイズを変更する方法を解説します。
この記事のポイントまとめ
- Canvaではワンクリックで画像のサイズ変更が可能
- Canvaには、成果物専用のサイズも用意されている
- 印刷後に画像がぼやけてしまうリスクがあるので、大きめに作成しておくと良い
正しい手順で画像サイズを変更しよう!
Canvaを用いることで、ハイクオリティなデザイン画像を作成できます。
しかし、せっかく美しいデザイン画像を作成しても、画像サイズを誤ってしまったり、正しい手順でサイズ変更ができなかったりすれば、画質が乱れてしまう可能性があります。
そこで本章では、Canvaで画像サイズを変更する方法を解説します。
最初から使用目的が明確な場合:専用サイズのフォーマットを使用
Canvaでは、目的別に専用サイズのフォーマットを適用することができます。
例えばインスタグラムやストーリーに投稿する画像など、各メディアによって選ぶサイズは異なるため、それぞれの規格に適した設定が必要です。
もちろんSNSだけでなくポストカードや動画、ポスターなどさまざまなケースにも対応できます。
何のために作成するデザイン画像なのかがはっきりしている場合は、初めからCanvaの専用サイズフォーマットを用いることで、画質が落ちるリスクも避けられるでしょう。
後から画像サイズを変更する場合:「サイズ変更」をクリックし目的のサイズを選択
後から画像サイズを変更する場合も、Canvaであれば簡単な操作で対応可能です。
正方形の画像を長方形に変更するなどのサイズ変更も、ワンクリックでできます。
前述したようにインスタグラムの例で説明すると、ストーリーに投稿するために作成した写真を、メインに投稿するためにリサイズすることも可能ということです。
デザイン作成画面の上部にある「サイズ変更」をクリック。その後に表示されるサイズから、専用サイズがあれば成果物の目的に合わせてチェックをつけてください。
サイズをカスタムしたい場合は、「カスタム」の欄にチェックを入れ、直接数字を入れることでリサイズができます。
サイズの微調整が必要な場合:デザインを構成しているパーツを移動
基本的にはワンクリックでできるリサイズですが、作成したデザインによっては、微調整が必要な場合もあります。
また長方形のデザインであれば、写真をデザインの中心に置くのか、あえてズラしてみるのかによって、全体の印象は大きく変わります。
微調整についても、デザインを構成しているパーツを移動させるだけで良いので、難しい操作はありません。
サイズ変更の際に確認しておくべき注意点と解決策とは
Canvaは簡単な操作のみで、画像のサイズ変更ができるツールですが、その際には注意点もあります。
それは解像度の不足によって、印刷後に画像がぼやけてしまうことです。このような事態となってしまう原因と解決策を解説するので、画像のサイズ変更をおこなう前に、ぜひ一度確認してください。
サイズ変更した場合の2つの注意点
Canvaで作成したデザイン画像のサイズを変更した場合、成果物を実際に印刷すると、なんだか全体がぼやけてしまったというケースがあります。
この原因としては「初期設定のサイズが小さい」「Canvaで解像度を変更することができない」といった2点が考えられます。次にこのような場合の解決策を紹介します。
サイズ変更して印刷後に画像がぼやける場合の解決策
サイズ変更によって画像の解像度が粗くなり、印刷物がぼやける場合には初期設定から見直す必要があります。
特にCanvaの無料プランでは、後からサイズを変更することができないため、この初期設定が最も重要となります。
一般的な初期サイズは、名刺であれば「85mm × 52mm」、ポスターの場合は「420mm × 594mm(A2サイズ)」、フライヤーは「210mm × 297mm(A4サイズ)」です。ぼやけてしまうことを防ぐには、これよりも大きなサイズで作成すると良いでしょう。
Canva Pro(有料コース)内の「マジックリサイズ」なら、より手軽にサイズ変更が可能!
Canva Pro(有料コース)に設けられているワンクリックで成果物を各フォーマットでのサイズに変更できる「マジックリサイズ」。
大変便利な機能ですができることとできないことがあるため、どちらもしっかりと把握してより効果的に活用しましょう。
目的に合ったサイズ感ぴったりの画像を、ワンクリックで作成できる
マジックリサイズ機能でできることは、以下のとおりです。
- 成果物専用サイズに設定し、ぴったりなデザインを作れる
- ワンクリックでリサイズが可能
ここまでにご説明した内容からもわかるように、マジックリサイズ機能を使うことで、デザイン画像の目的に合わせ、サイズ感のぴったりな成果物を作成できます。もちろん、後からサイズの変更をおこなう場合もワンクリックと手軽です。
ただし、もともとのサイズに合わせた素材を自動調整することは不可
Canvaのマジックリサイズ機能で不可能なことは、もともとのデザインサイズに合わせた素材を、自動的に調整することです。
マジックリサイズで変更できるのは、あくまでもキャンバス全体のサイズでの範囲に限られます。そのため、デザインの中に含まれている装飾などのパーツはリサイズされず、もともとのサイズのままとなります。
Canvaで手軽にサイズ変更して、思いどおりの画像をつくろう!
Canvaを活用することで、ソーシャルメディアやウェブサイトに投稿する画像を、簡単にデザインし、作成することができます。
しかしパーツサイズは自動で変更できない、ぴったりなサイズの場合は、印刷時に画像全体がぼやけてしまうといった注意点もあるので、画像サイズを変更する場合は留意してください。
⇒Canvaが使えるはがきDM制作サービス「OCL」はこちら!
↓OCLの無料テンプレート例は画像をクリック!↓
↓Canvaの使い方についての関連記事はこちら↓