ポスティングの費用相場はいくら?1枚あたりの料金・内訳・費用対効果を解説

ポスティング
 
ポスティング費用相場はいくら?

店舗の新規オープンやキャンペーン、地域住民へのサービス告知など、特定のエリアへ情報を届けたいときに活用される「ポスティング」。 

実施を検討するときに、まず気になるのが費用ではないでしょうか。 

「ポスティングは1枚いくらで配れる?」 
「10,000部配ると総額はいくらになる?」 
「会社によって料金が違うのはなぜ?」 
「費用に見合った効果が出たか、どう判断すればいい?」 

ポスティングの費用は、単純な「1枚あたりの配布単価」だけでは決まりません。 

チラシの印刷費、配布する地域、配布方法、チラシのサイズ、配布部数、スケジュールなどによって変わります。 

さらに重要なのが、「安く配れたか」だけで費用対効果を判断しないことです。 

たとえ1枚あたりの料金が安くても、ターゲットとなる人が少ないエリアへ大量に配布して反響が得られなければ、結果的にはコストの高い施策になります。 

そこでこの記事では、ポスティングの費用相場や料金の内訳、料金が変わる理由、予算の考え方に加えて、QRコードや専用URLなどを使った「紙×デジタル」の効果測定方法まで解説します。 

資料ダウンロードはこちら

ポスティング費用を左右するのは 

ポスティングの配布単価は、地域や住宅密度、配布対象などによって大きく異なります。数円台から設定されているケースがある一方、住宅が点在する地域などでは10円を超えることもあります。なお、配布方法の違いや、併配・単配について詳しく知りたい場合は、こちらの記事もご覧ください。 

ポスティングの配布方法徹底解説!|併配・単配・配布形態の選び方

ポスティング費用の主な内訳 

ポスティング施策の総費用は、主に「チラシの制作・印刷費+配布費+必要に応じた追加費用」で構成されます。見積額を比較する際は、配布単価だけでなく、何にいくらかかっているのかを確認することが重要です。 

主な費用は、 

チラシの制作・印刷費 
+配布費 
+必要に応じた追加費用 

に分けられます。 

チラシの印刷・制作費 

チラシの印刷費は、 

  • サイズ  
  • 用紙  
  • カラー/モノクロ  
  • 印刷部数  
  • 折加工  
  • デザイン制作の有無  

などによって変わります。 

一般的に、同じ仕様であれば印刷部数が多いほど1枚あたりの印刷単価は下がる傾向があります。 

例えばPost0では、A4・コート90kgの場合、5,000部では1枚2.56円、10,000部では2.41円、50,000部では2.30円と、部数によって印刷単価が異なります。 

ただし、単価を下げるためだけに必要以上の枚数を印刷しても、配布しなければ無駄になります。 

必要な配布エリアと部数を先に決めてから、印刷部数を設定することが大切です。 

配布費 

ポスティング費用の中心となるのが配布費です。 

配布員が実際に地域を回り、各家庭のポストへチラシを投函するための費用で、 

  • 配布エリア  
  • 住宅密度  
  • 配布方法  
  • 配布枚数  
  • 配布期間  

などによって変わります。 

例えばPost0では、A4/B4の軒並配布について、住宅密集度の高いAエリアでは3.5円/部~、住宅密集度の低いBエリアでは7.0円/部~、郊外などのCエリアでは15.0円/部~としています。 

同じチラシを同じ枚数配る場合でも、どこで配るかによって費用が大きく変わるということです。 

オプション・追加費用 

基本の印刷・配布以外に追加費用が発生する場合もあります。 

例えば、 

  • 特定の住宅形態に絞る  
  • 特定エリアを細かく指定する  
  • 大きなチラシを折加工する  
  • 短期間で配布する  
  • データを使って配布地域を分析する  

などです。 

サービス会社によって料金に含まれる範囲は異なります。 

見積もりを比較するときは、単純な1枚単価だけではなく、 

「その料金に何が含まれているのか」 

まで確認しましょう。 

ポスティングの料金が変わる主な要因 

ポスティング料金が変わる主な理由を見ていきましょう。 

配布エリアと住宅密度 

特に大きな影響を与えるのが、住宅密度です。 

マンションや住宅が密集しているエリアでは、短い移動距離で多くのチラシを配布できます。 

一方、住宅が点在する郊外では、1軒配るたびに移動が必要となるため、同じ枚数でも多くの時間がかかります。 

そのため、 

住宅密集地=単価を抑えやすい 
郊外・低密度地域=単価が高くなりやすい 

という傾向があります。 

「東京都だから安い」「地方だから高い」と単純に決まるわけではなく、実際には地域内の住宅密度や地形、配布効率などによって異なります。 

配布方法・配布対象 

指定エリア内へ広く配布する「軒並配布」と、戸建住宅や集合住宅など対象を限定する配布でも料金が変わります。 

ターゲットを絞った配布は、広告の無駄を減らせる可能性がある一方で、対象となる住宅を確認しながら配布する必要があるため、1枚あたりの料金は高くなりやすくなります。 

商品・サービスのターゲットに合わせて、単価と配布精度のバランスを考える必要があります。 

チラシのサイズ・部数 

チラシが大きくなると、折加工が必要になったり、配布員が一度に持ち運べる枚数が減ったりするため、料金が高くなる場合があります。 

また、印刷については部数による単価差もあります。 

ポスティングを計画するときは、「何枚配るか」だけでなく、チラシの仕様も含めて設計するとよいでしょう。 

配布期間・納期 

配布スケジュールも料金に影響します。 

「明日から3日間で配ってほしい」といった短期間の依頼では、人員やルートを急いで確保する必要があります。 

一方、期間に余裕を持たせれば、ほかのチラシと一緒に配布する併配などを活用しやすくなり、コストを抑えられる場合があります。 

実施日が決まっている場合は、できるだけ早めに準備を始めることも費用を抑えるポイントです。 

ポスティングの予算はどう決める? 

では、実際にポスティングを行う場合、どのくらいの予算を用意すればよいのでしょうか。 

おすすめしたいのは、 

「予算が○万円だから○万枚配る」 

と最初から決めるのではなく、 

目的 
→商圏 
→ターゲット 
→必要なエリア・部数 
→費用 

という順番で考えることです。 

目的と商圏から必要部数を決める 

まず、ポスティングを行う目的を明確にします。 

例えば、 

  • 新店舗のオープンを知らせたい  
  • 飲食店への来店を増やしたい  
  • 学習塾の生徒を募集したい  
  • 求人を行いたい  
  • リフォームの問い合わせを増やしたい  

など、目的によって狙うべき地域や世帯が異なります。 

そのうえで、 

「店舗から半径何kmを商圏とするか」 
「どの町丁目にターゲットが多いか」 

などを考え、必要部数を決定します。 

重要なのは、配れるところすべてに配るのではなく、成果につながりそうなエリアを考えることです。 

人流データ活用事例|売上・集客を最大化する戦略と失敗しない活用ポイント – お役立ち記事 

見積もりは「単価」ではなく総額と条件で比較する 

複数のポスティング会社へ見積もりを取る場合、 

「A社は4円、B社は5円だからA社」 

と1枚単価だけで判断するのはおすすめできません。 

確認したいのは、 

  • 印刷費は含まれているか  
  • 配布先は戸建てか、集合住宅か  
  • 併配か単配か 
  • 配布期間はどの程度か  
  • 配布完了報告はあるか  
  • エリア分析は含まれているか  

などです。 

同じ「5円」でも提供内容が違えば、費用対効果も変わります。 

同じ条件にそろえて総額を比較することが大切です。 

ポスティング費用を抑える方法 

ポスティング費用を抑えたい場合、単価交渉だけが方法ではありません。 

むしろ重要なのは、無駄な配布を減らすことです。 

配布エリアを絞り込む 

例えば店舗から半径5km以内に5万世帯あったとしても、そのすべてが同じ確率で来店するとは限りません。 

ファミリー向けの商品であればファミリー世帯の多い地域、住宅リフォームであれば戸建住宅が多い地域など、サービスに合った地域へ優先的に配布する方が効率的です。 

国勢調査や3rdパーティデータなどを利用すれば、年齢、世帯構成、年収、住宅形態などから、ターゲットが多いエリアを検討できます。 

つまり、1枚の料金を1円下げるだけでなく、不要な1万枚を配らないという考え方も、重要なコスト削減です。 

目的に合った配布方法を選ぶ 

ターゲットを広く設定する商品であれば、軒並配布によって低い単価で広く届ける方法が向いています。 

一方で対象が明確な商品では、単価が多少高くても戸建・集合住宅などへ絞った方が、結果として費用対効果が高くなる場合があります。 

「最も安い配布方法」ではなく、目的に対して最も無駄が少ない配布方法を選ぶことがポイントです。 

印刷と配布をまとめて設計する 

印刷会社と配布会社を別々に手配すると、「印刷した枚数と実際に必要な配布枚数が合わない」といった無駄が発生する場合もあります。 

先にエリアと部数を決め、その数量に合わせて印刷することで、余分な印刷を減らせます。 

Post0では、印刷から依頼する方法と、手持ちのチラシを使ってポスティングだけを発注する方法の両方に対応しています。 

ポスティングの費用対効果はどう測る? 

ここまでポスティングの「費用」を見てきましたが、本当に重要なのは、支払った費用からどの程度の成果が得られたかです。 

例えば、同じ1万枚を配布した場合、 
A社:4円×1万枚=4万円、反響5件 → 1件あたり8,000円 
B社:6円×1万枚=6万円、反響20件 → 1件あたり3,000円 
となります。1枚あたりの料金はB社の方が高くても、成果1件あたりの費用はB社の方が低くなります。 

この「1件の成果を得るためにいくら使ったか」を比較することで、次回の施策を判断しやすくなります。 

成果として何を見るかは、施策によって異なります。 

  • 問い合わせ  
  • 資料請求  
  • 予約  
  • クーポン利用  
  • 店舗来店  
  • 商品購入  

など、実施前に何を成果とするか決めておきましょう。 

ポスティングの反応率や効果改善について詳しくは、こちらの記事でも解説しています。 

ポスティングで効果を出す方法とは?測定・改善・商圏分析まで解説 

QRコード・専用URL・クーポンで紙の反応をデジタル計測する 

「ポスティングは紙だから効果測定ができない」と思われることがあります。 

しかし、紙媒体でもデジタルの仕組みを組み合わせれば、反応を確認できます。 

例えばチラシに、 

  • QRコード  
  • キャンペーン専用URL  
  • クーポンコード  

などを掲載します。 

すると、 

「QRコードから何人がWebサイトを訪れたか」 
「クーポンが何回利用されたか」 

などを計測できます。 

さらに、配布するエリアごとに異なるQRコードやURLを設定すれば、どの地域から反応が多かったのかまで比較できます。 

例えば、 

A地区:5,000枚配布→50件反応 
B地区:5,000枚配布→10件反応 

という結果が分かれば、次回はA地区へ重点的に予算を配分するといった改善ができます。 

これが、紙媒体とデジタルを組み合わせた効果測定です。 

実際の来店につながったかを確認する 

店舗集客を目的にポスティングを行う場合は、Webアクセスだけでなく、実際の来店につながったかを確認できる仕組みを用意しておくと、施策の効果を判断しやすくなります。 

例えば、 

・割引券付きのチラシにして、店頭で回収枚数を数える 
・チラシ限定のクーポンを店頭で提示してもらう 
・来店時にチラシ持参の有無を確認する 
・チラシ専用ページからの予約者について、実際の来店実績と照合する  

といった方法があります。 

こうした仕組みを用意しておけば、**「何枚配布して、何件の来店や利用につながったか」**を把握しやすくなります。 

また、必要に応じて人流データを組み合わせる方法もあります。人流データを活用すれば、施策前後の店舗周辺の来訪傾向などを補助的に確認できます。 

ポスティングを、配って終わりにするのではなく、 

配布 
→反応測定 
→エリア比較 
→次回の配布地域・部数を改善 

というサイクルにすることで、継続的に費用対効果を高めやすくなります。 

KDCならデータをもとにポスティングの配布エリア設計まで支援 

すでに記載したとおり、ポスティングの費用対効果を高めるためには、1枚あたりの配布単価だけでなく、**「どのエリアに配るか」**を考えることも重要です。 

例えば、店舗周辺へ一律に配布するのではなく、 

  • 実際にどのエリアから来店しているか  
  • ターゲットとなる人がどの地域に多いか  
  • 競合店舗の来店者がどのような生活圏を持っているか  

などを確認したうえで配布エリアを決めれば、限られた予算をより重点的に使いやすくなります。 

KDCの「ジオターゲティングプロモーション」では、人流データなどを活用して店舗や競合への来訪傾向を分析し、来店につながりやすいエリアを把握します。その分析結果をもとに、POST0上で配布エリアを設計することが可能です。実施時にはPost0を活用して配布エリアを設定するほか、同じエリア戦略をもとにWeb広告を組み合わせることもできます。 

KDCでは、人流データを共通軸として、ポスティングとWeb広告を目的に応じて設計する考え方を採っています。 

「どこに配ればよいか分からない」 
「単に広く配るのではなく、データをもとにエリアを決めたい」 
「ポスティングとWeb広告を組み合わせて店舗集客を考えたい」 

といった場合は、配布そのものだけでなく、エリア分析から施策設計まで含めて検討することをおすすめします。 

まとめ 

ポスティングの費用は、単純な1枚あたりの配布料金だけでは決まりません。 

主に、 

  • 配布エリア  
  • 住宅密度  
  • 配布方法  
  • チラシサイズ  
  • 配布部数  
  • 配布期間  
  • 印刷や加工の有無  

などによって変わります。 

そのため、見積もりを比較するときは1枚単価だけでなく、印刷から配布まで含めた総額と条件 

を確認することが大切です。 

また、費用を抑えるためには「安い業者を探す」だけではなく、ターゲットが多い地域へ配布を絞るという方法もあります。 

そして施策実施後は、QRコード・専用URL・クーポンなどを活用して反応や来店実績を把握しましょう。エリアごとに反応を計測できる仕組みを設ければ、地域別の成果を比較し、次回の配布エリアや部数の改善にもつなげられます。 

限られた予算を有効に活用するためにも、1枚あたりの単価だけでなく、「誰に・どこへ・何枚届け、その結果どうだったか」まで含めてポスティングの費用対効果を考えることが重要です。 

キーワードから検索

カテゴリ一覧

過去の記事

人気の記事

タグ一覧